1080円する「お~いお茶 氷水出し玉露」を飲んでみた

gyokuro01昨年、伊藤園から「瓶 お~いお茶 玉露」が1080円で発売されて話題になりましたが、6月13日に、氷水出し玉露が夏季限定として発売されました

たまたま見かけたので、買って飲んでみることにしました。

見た目については、玉露のように帽子が被さったような形状で、ラベルはさわやかな青ベースになっています。

gyokuro02実際に開けてグラスに注ぐと、レギュラーよりも若干濁りを残しつつ、淡い黄緑の液色になっています。

飲んでみると、お茶の香りが口中に広がりつつも、渋さは控えめでまろやか。 むしろ上品な甘さをほのかに感じ取れます。

値段の関係上、ゴクゴクと飲むわけにもいきませんが、むしろ茶碗でゆっくりいただくのにふさわしい香りと味になっています。

一部のコンビニ、スーパーでも販売されているので、ちょっとした贅沢を味わいたい方は是非お試しを。 


商品広告の姑息さ

近年の商品広告、CMにおいては、細かく見ないと正確に受け止めることが出来ないものが多くあります。

たとえば、男性にとっては必需品といえる安全カミソリの場合、「史上初」「かつてない」と、あたかも販売されているすべての製品において最初、ナンバー1であるようなうたい文句が見られます。
ところがよくよく見ると、端に注意書きとして、 「※○○社史上」「※同社製従来品と比較して」と小さく書かれているのがわかります。

こうするのは、まさに実際に購入した顧客からのクレーム回避のためです。
「広告を見て買ったけど、言うほどのものではなかった」とクレームを入れれば、「広告の注意書きとして明記しています」、と言い逃れが出来るわけです。

これがテレビコマーシャル、ネット上の動画広告となれば、注意書きが一瞬しか見えないので、なおさら悪質です。

ただし、こうした悪質な広告の宣伝文句が放任されているわけではなく、「景品表示法」によって、規制が敷かれています。 
これまでにも、悪質な広告表記に対して、広告の差し止めが行われた事例もあります。 

とはいえ、最初に挙げた例においても、法律のアウトになるラインをギリギリで回避しようとする目論見で表記をしている結果であり、必ずしもこれが機能しているとは限りません。

これでは、消費者にとっては広告を細かく見ないと「だまされる」恐れが多く、却って警戒心が高まり、広告としての効果が薄れてしまうと思います。
逆に消費者の立場からアドバイスするなら、「広告だけで商品購入を考えるな」 と言わせてもらいます。

海外の広告などを見ても、良質な広告というのは、下手な注意書きをつけず、映像や音だけですんなりと商品を認知でき、購入しようと思えるものが多いです。 
クリエイターの人たちには、小さい字の注意書きという姑息な手段に頼らず、表現方法の工夫に注力してもらいたいものです。 

ちなみに私は、5枚刃になって剃り心地がソフトになった理由で、前のモデルからジレットを使っています(ステマしておきます)。

ゼロカロリー食品の落とし穴

zero近年、ダイエット目的でカロリーゼロ、あるいは低カロリーの食品、飲料をよく見かけます。

特に甘みのついた飲料、食品になると、砂糖や果糖などの代わりに、カロリーの少ない甘味料を添加していることが多いです。

私も、3年ほど前から糖尿病が発覚し、治療を続けていますが、炭水化物の一つでもある砂糖の摂取を避けるため、ゼロカロリーのコーラ、炭酸飲料をよく飲んでいました。

しかし、最近ではこうした人工甘味料を使った食品が、糖尿病を促進するリスクがあるという論文が発表されました。 

糖尿病の発症、促進のリスク

それによると、ラットに砂糖、人工甘味料をそれぞれ与えて実験をしたところ、 人工甘味料では細胞での糖の吸収が鈍くなる現象が見られ、血糖値の上昇につながるリスクを確認した、とのことです。
これは人間における実験でも確認されたそうです。 

つまり、糖尿病の予防、治療のために、摂取糖分を抑える目的でゼロカロリーの飲料を飲み続けるのは却って逆効果、 ということになります。
いずれにしても、糖尿病、ダイエットのいずれにおいても、「甘いもの」は炭水化物同様に抑えることが大事、ということになります。 

ただし、過剰に制限してしまうと、低血糖により最悪は死に至ることがありますので、特にインスリンの注射、血糖降下剤を飲んでいる人は気をつけましょう。 


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